6 4月 2018 【日本語問題】JLPT N1 文法③ by ohanabloom | posted in: N1文法(N1 grammar), 日本語問題集 | 0 0 votes, 0 avg N1文法③ ( )に当てはまる最も良いものを一つ選ぶ問題(全10問) うちの息子と( )最近はゲームばかりで、全然勉強していない。 いったら したら きたら みたら ◆N/A+といったらない=その程度が極端であることを強調する。驚き、感動、あきれの感情を表す。例:2年間勉強してやっとN1に合格した。うれしいといったらない。◆N(人)+にしたら=「その人の立場に立てば」という意味。他人の立場に立ってその人の考えを推測するときに使う。例:大人にしたら1,000円は大したお金じゃないが、小学生にしたら大金(たいきん)だ。◆N+ときたら=身近なもの、人を話題にして、非難、不満の気持ちを表す。例:うちの夫ときたら、休日はゴロゴロしてばかりで、子供の世話を全くしない。◆みたら=× 「Vたら~た」=確定条件。Vした後、~が起こったという時に使う。例:授業中外を見たら、校庭を犬が走っていた。 彼女の部屋にはエアコン( )、テレビもなかった。 なしに もちろん たりとも はおろか ◆なしに=「N+なしに」で、「普通は~するが、この場合は~をしないで」という意味。例:この会社の社員はいつも休憩なしに働き続けている。◆もちろん=「N+はもちろん」で、「~は当然として~(程度が上の事柄)」という意味。例:彼女は見た目はもちろん、性格も良い。◆たりとも=「1助数詞+たりとも」で、「1~もない」と全否定を強調する表現。例:これ以上1日たりとも納期を延(の)ばすことはできません。◆はおろか=「N+はおろか」で、「~は当然として、程度が上の事柄も」という意味。例:彼はお金がなくて、ガスや電気はおろか、水道まで止められているらしい。 友達に誘われて買った宝くじがまさか当たる( )思わなかった。 くらい ほど とは は ◆くらい=「V普+くらい」で動作や状態の程度を例を出して表す。例:今度の台風は、立って歩けないぐらい大型らしい。◆ほど=「V普+ほど」で動作や状態の程度をより具体的に表したい時に使う。例:いつも私のことを叱っている先生に褒めてもらい、涙が出るほどうれしかった。◆N/引用文+とは=「まさか~と思わなかった。知らなかった。」という意味。例:あんなに素敵だった彼女が、まさか10年後にこんな冷たい人になるとは。◆は=× 今年は例年( )、暑い日が続いている。 のままに にもまして にかかわらず どころか ◆N+のまま(に)=「ある状態が変わらないで続いている」という意味。例:この場所は昔のまま何も変わっていない。◆N+にもまして=「~もそうだが、それ以上に」という意味。例:今日は昨日にもまして雨が強いので、家でゆっくりすることにした。◆N+に関(かか)わらず=「~に関係なく」という意味。例:この仕事は経験の有無に関わらず、誰でも応募できる。◆V/A/N/Na+どころか=「~という予想や期待を完全に否定して、実はその正反対の・・・だ」という意味。例:山田さんに仕事を頼んだら早く終わるどころか、倍の時間がかかってしまった。 この店の料理は味( )見た目( )、全てにおいて完璧だ。 といい/といい なり/なり だの/だの とも/とも ◆N+といい/N+といい=「二つの例を挙(あ)げて、その二つ以外のものも~である」という意味。批判、評価をするときに使う。例:彼女は鞄といい服といい、全身をブランド物で固めている。◆Vる、N+なり/Vる、N+なり=同じグループの二つの例を挙げてそのどちらかを選ぶという意味。例:留学したいなら両親なり先生なり、相談したほうが良いよ。◆N、Na、A、V+だの/N、Na、A、V+だの=「AだのBだの」の形で、A、Bなどいろいろ言ってうるさいという気持ちを表す。否定的な表現。例:息子は学校の宿題が多いだの、部活の練習が忙しいだのと言って全く家事を手伝わない。◆とも/とも=「AともBとも」の形で、Aという場合、Bという場合どちらも、という意味。例:田中さんの返事はイエスともノーとも受け取れる。 喫茶店で隣のカップルの話を聞く( )聞いていたら、別れ話をしていた。 そばから ともなく なしに ばかりに ◆Vる/Vた+そばから=「~しても、すぐまた同じことを繰り返す」という意味。例:山田君は先生に叱られたそばから、また同じことをして叱られていた。◆Vる+ともなく=「特に~しようという気持ちはないが~する」という意味。例:見るともなく見ていたテレビに、小学校の時の先生が出ていて驚いた。◆Vること/N+なしに=「~しないで・・・する」という意味。例:彼は上司に挨拶をすることなく帰って行った。◆N/Na/A/V+ばかりに=「~だけが原因で、悪い結果になった」という意味。例:私が彼女に一言いったばかりに泣かせてしまった。 お金はいくらあっても困らないので、あるに( )。 こしたことはない こしてはいられない きわまりない すぎることはない ◆V/A/Nである/Naである+にこしたことはない=「常識的に考えて、その方がいい、その方が安全だ」という意味。例:部屋は大きいにこしたことはない。◆こしてはならない=×◆Na+きわまりない=「この上なく~だ、非常(ひじょう)に~だ」という意味。例:彼の上司に対する態度は失礼きわまりない。◆Vても、Vます+すぎることはない=「何かをしてもそれが十分(じゅうぶん)だと言えない」という意味。例:勉強はしても、しすぎることはない。 夫は機嫌が悪いと家にある物を壊す。それに加えて、最近は子供にまで手を出す( )だ。 しまつ きらい がち かぎり ◆しまつ=「Vる+しまつ」で、「悪いことがあって、最終的にもっと悪い結果になった」という意味。例:仕事で大きな失敗をして、最終的には会社をクビになるしまつだ。◆きらい=「Vる/Vない/名詞の+きらいがある」で、「~の悪い傾向がある」という意味。例:彼女は自分に都合(つごう)の悪いことがあると、嘘をつくきらいがある。◆がち=「Vます/N+がち」で、「~の状態になりやすい傾向がある・~の割合、~の回数が多い」という意味。例:最近歳を取ってきて、いろんなことを忘れがちだ。◆限(かぎ)り=「Vる/Nの+かぎり」で、「限界まで~する」という意味。例:もうすぐ試験だ。最後まで力の限り頑張ろうと思う。 君が行った( )彼を止めることはできないと思うよ。 ところで ところに ところが ところを ◆Vた+ところで=「~しても期待した結果にならない、意味がない」という意味。例:彼を説得(せっとく)したところで、もう彼の気持ちは変わらないだろう。◆Vている/Vた+ところに=「~している時、~した時に、変化が起こる」という意味。例:田中さんの家へ行こうとしたところに、ちょうど田中さんから電話がかかってきた。◆ところが=接続詞。予想や期待と違った結果になるときに使う。例:ダイエットを始めて一か月が過(す)ぎた。ところが体重は全く変わらない。◆Vている/Vた+ところを=~している(した)状況を、見る・見つける・見つかる・発見する・捕まえる・捕まるなど。例:試験中、カンニングしているところを先生に見つかってしまった。 お客様( )の商売なのだから、お客様の意見は大切にしなければならない。 こそ あって もって ならでは ◆N+こそ=「まさに~」という意味で、前件を強調する表現。例:例:今年こそ、絶対に試験に合格してみせる!◆N+(が)あってのN=「~があって初めて成立する」という後件が成立するための条件を表す表現。例:アイドルにとって、ファンはとても大事な存在です。ファンあってのアイドルです。◆Nをもって=「~で」とほぼ同じ意味。改まった場面で使われる。例:教え子には皆平等に熱意をもって接するべきだ。◆N+ならでは=「~特有だ/~だからこそできる」の意味。高い評価を表すときに使う。例:彼女は、女性ならではのアイデアで、次々とヒット商品を生み出した。 Your score is The average score is 62% LinkedIn Facebook Twitter VKontakte 0% もういちど Let’s learn Japanese~ohana日本語教室~